2013年4月26日金曜日

開断面箱桁の上フランジ添接計算

開断面合成箱桁のデフォルトでは、添接計算で上フランジの項目だ有りませんので計算を行うことが出来ません。
上フランジの添接計算を行う為には、コントロール画面の「ツール」→「設計オプションの設定」で2行目、「開断面の上フランジ添接リンク」の項目を「1」変更します。


これで、添接計算に上フランジの項目が表示されます。
なぜデフォルトで上フランジの添接計算が出来ないのかは不明です。(^_^;)

2013年2月26日火曜日

材料ソーティング


材料ソーティング機能、人知れずこっそりと有ると便利な機能です。
材料データのYMATDATA.TXT、鈑桁ではあまり気になりませんが箱桁の場合、横リブや吊金具のデータが員数1個ずつスラリと並んでいます。これをまとめるプログラムです。
結構役に立つプログラムですがバグっていて使い物になりませんでしたが、今回バグを取ってもらいました。時期バージョンでは使えると思います。



今回、YMATDATA.TXTが17500行有ります。さすがに手動データをまとめるのは面倒なのでバグ修正をお願いしました。

~追記~ 17500行が5秒で13200行に、4300行減りました。

2013年2月7日木曜日

製図で中間点線形計算をスキップする


APOLLO SuperDrawing(自動製図)で中間点線形計算を行なっているが、大規模橋梁や線形データが悪い場合この中間点線形計算で非常に時間がかかります。入力データが一発で出来れば問題は無いのですがなかなかそうは行きません。

工事フォルダ\drawフォルダーに ExtendedEdition.ini と言うファイル名の中身無しのテキストファイルを作ります。
これで、中間点線形計算実行時に前回の線形計算結果を使用するか聞いてきます。(初回実行時は必ず線形計算を実行します。)
デバック用レベルの裏技ですのでくれぐれも自己責任で、当然ですがカスタムサポートに問い合わせはしないで下さい。
追記
副作用が有りました。
  1. 箱桁で形鋼の横桁が描画出来るようになる。
  2. 横桁間隔が格点1箇所飛ばしの場合、横桁仕口がずれる。
前項は、細幅箱桁の場合に有効です。 仕口がずれるのは、ちょっと特殊な場合です。 横桁上フランジが主桁上フランジと接する従来型の箱桁で、横桁間隔が格点1箇所飛ばしの場合に横桁は横桁番号で認識していますが、二軸照査結果は格点番号で認識しているようで横桁仕口がずれてしまいます。
よくよく考えるとこの機能追加、私がお願いしたような…

2012年10月4日木曜日

塗装系を5種類以上指定する

y-Materの塗装面積計算で1部材に5種類以上の塗装系を指定する方法です。
部材名に「〃」入れるとできます。

















具体的な作業としては(上の写真で説明)
  1. UFLG PL 1440×15の行を二重化する。
  2. 2つ目のデータの部材名に全角の〃記号を入れる。
これでUFLG PL 1440×15に塗装系が10種類の指定できます。鋼材重量計算の場合は、部材名「〃」の材料はスキップしますので鋼材重量計算には影響ありません。

2012年8月9日木曜日

本体付属

階層シートの構造種別(J列)を「本体付属」とするもの
  • 落橋防止装置 (小型材片・重量)
  • 組立排水桝 (小型材片・重量)
  • 上部工排水 装置 (重量)
  • 検査路手摺 (重量)


















階層シートの員数フラグ(M列)が「1」の場合材片を集計する。
  • 落橋防止装置 ( M列 : 1 )
  • 組立排水桝 ( M列 : 1 )
  • 上部工排水 装置 ( M列 : 0 )
  • 検査路手摺 ( M列 : 0 )

許容ひび割れ幅

合成桁においてひび割れ制限で設計する場合、一般的に

 許容ひび割れ幅 : 0.0035c(cはかぶり)

ただし、アポロでは最大値は0.2mm以下となっている。(アポロ以外の計算書でも0.2mmとなっている様である)
現在は、0.2mmの出所がはっきりしない。
 コンクリート標準仕様書の7.4.2許容ひび割れ幅の中に水密性に対するひび割れ発生制限および許容ひび割れ幅の目安に0.2mmがあるが…
 連続合成2主桁橋の設計例と解説((社)日本橋梁 建設協会)のP69設計基準比較表(2/3)にも道示以外の公団には0.2mm以下であると書いてはあるが…

私の手持ちの資料で「PC床版を有すプレストレスしない連続合成桁 設計要領(案) 平成8年3月31日((社)日本橋梁 建設協会 連続合成桁ワーキンググループ)」の8.2.2許容ひび割れ幅の中に最大値0.2mmの明記がある。

2012年7月20日金曜日

アウトリガー(支点移動)

曲線桁などで支点に負反力が出た場合に支点を移動する必要が有ります。
現在、1沓 は移動することは出来ません(YTIには機能追加を要望中)

移動したい支点を2沓として指定すると腹板直下より移動指定が出来ます。
次に不必要な支承 にバネ値「0」を指定します。これで残った支承 のみに反力が発生します。