2012年7月20日金曜日

アウトリガー(支点移動)

曲線桁などで支点に負反力が出た場合に支点を移動する必要が有ります。
現在、1沓 は移動することは出来ません(YTIには機能追加を要望中)

移動したい支点を2沓として指定すると腹板直下より移動指定が出来ます。
次に不必要な支承 にバネ値「0」を指定します。これで残った支承 のみに反力が発生します。

2012年7月9日月曜日

合成桁チェックリスト

合成桁の忘れがちな項目をまとめて於いて最後はチェックリストになれば良いね

(1)コンクリートの設計基準強度σckは、2ヶ所に入力が必要
  • 設計データ入力→設計条件→使用材料(ずれ止め計算で使用)
  • GrdComp→データ作成→ヤング係数比・コンクリート許容応力度

(2)ずれ止めの計算で許容せん断の算出係数確認
  • Qa=9.4d2√σck(9.4は標準値」)
  • Qa=12.0d2√σck(12.0は道路公団)

(3)床版厚変化の場合
  • ハンチ高は自動で読み込まれる。
  • 床版厚は有効幅で再指定が必要。

2012年7月6日金曜日

合成桁格子ファイル名

GrdComp(合成桁)の格子計算ファイル名がなんだかよく分からないので整理しておく

(1)道路公団
  • 合成前死荷重 → 設計橋梁名_Maesi.???
  • 合成後死荷重 → 設計橋梁名_Slb_Atosi.??? (中間支点上剛度が合成)
  • 合成後活荷重 → 設計橋梁名_Grd_Atosi.??? (中間支点上剛度が鋼+鉄筋)
(2)道路公団以外
  • 合成前 → 設計橋梁名_Maesi.???
  • 合成後 → 設計橋梁名_Slb_Atosi.???
  • 設計橋梁名_Grd_Atosi.???は使用しない。
詳細は、GrdCompのデータ作成→基本条件→中間支点付近の合成後の使用剛度の選択で「活荷重断面力・・・・」を選択した場合は、(1)道路公団となる。道路公団以外でも上記(1)項での設計は可能です。

連続合成桁が名古屋公社で始まったころの名残でファイル名が決まっています。
わかりやすくしてほしいとYTIと交渉していますが…
最近出来た、拡張機能版GrdCompはもっとややこしいです。

部材数をカウントしない

階層シートのM列を 2 とする。

y-Materは、階層シートで第4階層の明記された部材を部材数としてカウントします。
主桁で添接材料を主桁ブロックとは別に拾って場合第4階層に「J1」などと記入すると工数算定のブロック数がおかしくなります。そんな場合に重宝します。